Rhapsody(Rhapsody of fire)のコレを聞け!~メタルが好きデス~

Rhapsody(Rhapsody of fire)のコレを聞け!~メタルが好きデス~

4月初旬というのに既に桜が散ってしまい残念に思う、どうもBodomchildです。
今日は、私がメタルにはまるキッカケとなった、イタリアのシンフォニックメタル・パワーメタルバンド 「Rhapsody(現:Rhapsody of fire)」を紹介します!

※私はRhapsodyの方がしっくりくるので、以下、Rhapsodyでつづります。

 

Rhapsodyとは

国籍:イタリア
ジャンル:シンフォニックメタル、パワーメタル(シンフォニックパワーメタルとも呼ばれる)
結成:1995年
※2006年にRhapsody of fireと改名している。

《メンバー》
Alex Staropoli(Key) アレックス・スタロポリ 1993年~
Roberto De Micheli(G) ロベルト・デ・ミッケリー 2011年~
Alessandro Sala(Ba) アレッサンドロ・サーラ 2015年~
Giacomo Voli(Vo) ジャコモ・ボーリ 2016年〜

《旧メンバー》

※私がめっちゃハマっていた。2000年~2006年までをメインで書いています。

Fabio Lione(Vo) ファビオ・リオーネ 1996年~2016年

Luca Turilli(G) ルカ・トゥリッリ 1993年~2011年

Alessandro Lotta(Ba) アレッサンドロ・ロッタ 1998年~2001年

Patrice Guers(Ba) パトリス・ゲール 2002年~2011年

Alex Holzwarth(Dr) アレックス・ホルツヴァルト 2000年~2016年

 

オリジナルメンバーは、キーボードのAlex Staropoliだけになってしまって残念ですが、ソングライティングの要はこの人ですので、現在でもしっかりとRhapsodyサウンドです。

このバンドの特徴は、なんと言ってもドラゴン、ガーゴイル、マジックとかが出てくるダークファンタジーのような歌詞とオーケストラのようなドラマティックな楽曲です。

また面白いのが、アルバム数枚で一つの物語になっているというコンセプトスタイルです。

『Legendary Tales』から2002年の『Power of The Dragonflame』までの5作品は、エメラルド・ソード・サーガ(The Emerald Sword Saga)という1つのコンセプト・ストーリーになっています。
2004年に発表した『Symphony of Enchanted Lands II -The Dark Secret-』から2011年の『From Chaos to Eternity 』までの5作品は、ダーク・シークレット・サーガ(The Dark Secret Saga)というコンセプト・ストーリーとなっています。

海外TVドラマの「Game of Thrones」とか、ハリウッド映画の「The Lord of the Rings」が好きな人は、取っ付きやすく、好きなると思います!

実際、「The Lord of the Rings」に出演していたChristopher Lee クリストファー・リーは、朗読でダーク・シークレット・サーガ(The Dark Secret Saga)にでてきますし。

世界観がまさにそれです!

 

Rhapsodyの三つの魅力

1つ目の魅力:圧倒的世界観

私がハマったのは、まさにコレでした。なにせ、剣や魔法や魔王、お姫様、王様とか出てくるんですね!

“Children of Bodomのコレを聞け”の時も書きましたが、私がヘヴィメタルにハマったのがちょうど中学生なので、勿論、ドラクエやファイナルファンタジーといったRPGが好きでした。しかも、歌詞の内容的にダークでグロテスクな表現が多数あり、中二病真っ盛りな自分にとっては、超衝撃的でした。

また、CDジャケットが綺麗でカッコイイです。トレーディングカードのマジック・ザ・ギャザリングの絵のように芸術性が高いです。特にドラゴンとかね。笑

本当、「音楽でこんな事(ドラクエみたいな物語を作ること)できるんだ!!!」と感じたのが、率直な感想です。

余談ですが、私はRhapsodyで英語の基礎を覚えました。

「Emerald Sword」という曲の歌詞に、

“for the king, for the land, for the mountain~, for the green valleys where dragons fly~♪”という歌詞が出てきます。

ここで、英語の「関係代名詞」を覚えました!!

Rhapsodyは英語の勉強にも使えるんです!笑

 

2つ目の魅力:重厚なオーケストラサウンド

初めて聞いたとき、「すげぇ!全部オーケストラはいってるやん!」です。

基本的な、Gt, Ba, Key, Drといった形式なのですが、ヴァイオリンやフルートなどのクラシックの楽器の音がめっちゃ出てきます。キーボードで音色をヴァイオリンに変えてヴァイオリンの速弾をAlex Staropoliが再現してたりします。

それまで、ヘヴィメタルに触れる機会の少なかった私にとって、全てが衝撃でした。ツーバスの音、ギターの速弾、高速リフといったヘヴィメタルの奏法は、全てRhapsodyから学びました。

また、曲によっては、10分以上のの曲があったり、クラシックな展開があり、圧倒されました。

 

3つ目の魅力:フォビオの圧倒的歌唱力

なんといってもコレでしょう。今でこそ、ヴォーカルが変わりましたが、私が熱心に聞いていた時代は、Fabio Lioneがヴォーカルでした。エメラルド・ソード・サーガ(The Emerald Sword Saga)の時ですね。多分、この声が無かったら、シンフォニックメタルとは言えないですね。ただのパワーメタルに成り下がると思います。

彼は実際、オペラのプロ歌手を目指していた(だったと記憶しています。)というだけあって、オペラっぽい歌い方をしています。この声が良いんですね。綺麗というか、アニソンの歌手のような力強さがあります。笑

なので「Fabio Lioneの歌声なくしてRhapsodyにあらず」

私はそう思います。

 

私はこうして好きになった

三つの魅力にも書いた通りですが、

キッカケは、兄貴の部屋に兄貴の友達がRhapsodyを置いていき、それを私が見つけたのが最初です。

そのCDは「Power of The Dragonflame」でした。ジャケットはドラゴンが全面に描かれているデザイン。

「お、新しいRPGのゲームかな、大きさ的にPSだろう、やってみるか!」でPSに挿入しました。すると、オーディオの起動画面に変わり、音楽が再生されました。

そして、ゴリゴリのヘヴィメタルが始まり、2〜3曲くらい動けませんでした。

体全身に稲妻が走ったような衝撃を受けました。

それがRhapsodyにハマったキッカケです。

ひいては、今まで、ヘヴィメタルを聞き続けているキッカケでもあります。

 

おススメアルバム BEST3

1位:Power of The Dragonflame

5作目のスタジオアルバムです。エメラルド・ソード・サーガ(The Emerald Sword Saga)に属します。最終話と言った方が良いですね。私をヘヴィメタルの世界へ引き込んだ素晴らしいアルバムです。

“Power of the dragon flame”, “When Demons awake”, “Agony is my name”, “The pride of the tyrant”など、良曲満載です。今タイトル書きましたが、タイトルやばいですね。笑

10曲目の”Gargoyles, Angels of darkness”なんて、18分もありますから、エメラルド・ソード・サーガ(The Emerald Sword Saga)の最終章にふさわしい、Rhapsodyの中で最高傑作と思います。


パワー・オブ・ザ・ドラゴンフレイム

 

2位:Symphony of Enchanted Lands

2作目のスタジオアルバムです。

このアルバムは何と言っても、「1に”Emerald Sword”、2に”Emerald Sword”、3、4が無くて5に”Emerald Sword”」と言えるくらい、”Emerald Sword”を生み出す為だけに生まれてきたようなアルバムです。”Emerald Sword”はRhapsodyの代名詞とも言うべき曲と思います。ニコニコ動画で別の意味で有名になったりもしました。笑

私的には”Wisdom of the kings”、”Eternal glory”とかも好きです。


シンフォニー・オブ・エンチャンテッド・ランズ

 

3位:Dawn of Victory

3作目のスタジオアルバムです。

正直、4作目の”Rain of A Thousand Flame”と同率くらいです。

“Dawn of victory”、”Holy thunderforce”など有名曲がたくさんあります。

このアルバムは「攻撃的な」印象を受けます。歌詞も戦いの描写が多いんですね。

当時、ボブ・サップという格闘家がいたのですが、彼の入場曲が”Holy thunderforce”でした。


Dawn of Victory

 

3位:Rain of A Thousand Flame

4作目のスタジオアルバムです。これはミニアルバムという扱いですね。ですが、7曲で、42分というお腹いっぱいな内容です。

3作目とは違って、「クラシック」の印象を受けます。前作の”Dawn of victory”と比べると真逆です。

“Rain of a thousand flame”、”Queen of the dark horizons”、”The wizard’s last rhymes”といった楽曲がオススメです。

特に”The wizard’s last rhymes”はドヴォルザークの「新世界」を引用しており、クラシックの定番メロディーがしっかりとヘヴィメタルになっています。


Rain of a Thousand Flames

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

改めて書いてみて、Rhapsodyの素晴らしさを思い出し、テンションが上がっています。笑

エメラルド・ソード・サーガ(The Emerald Sword Saga)中心になりましたが、そこが私の青春であり、Rhapsodyのハイライトと思っています。

もし興味がある方はこの5作品を全部入手し、是非、Rhapsodyの世界へ入って欲しいものです。

中二病満載ですがね!笑

 

最後までご拝読ありがとうござました。

ほな