日本とドイツの年末年始
今年は夏にドイツ帰省するのでテンションが上がっている、どうもBodomchild (@Bodochild1)です。
大分遅くなりましたが、新年あけましておめでとうございます!
Alles gute fur 2019!
ってことでね、無事に新年を迎え2019年が走り出した分けですが、
今年は、日本で年越しをしました。
妻にとっては、日本で初めての年越しとなりました。
2018年は私がドイツの年越しを初体験しました。
今日は、そんな日本人とドイツ人の年末年始の過ごし方の違いをご紹介します。
※ドイツの年越しは、妻から聞いたケルン近郊の様式になります。
日本人の年末年始といえば
日本の年末年始
クリスマスまでの年賀状を出し終え、大晦日に紅白を見て、年越しそばを食べ、カウントダウンをして、新年を迎える。
元旦には初詣に繰り出し、親戚が一同に会し、お節料理やお雑煮を食べ、正月番組や箱根駅伝を皆ながら酒を飲み続ける。
一般的には、こんな感じでしょうか。
もっと厳密に言うと、書初めとかもあるのかなと思います。
最近では、お節料理や年賀状も用意していないって言う家庭も多そうですよね。
このように日本の年末年始の風習は、神教や仏教がベースになっているのが特徴ですよね。
因みに我が家では、少し違うのは、“年越しそば”と“お雑煮”です。
実家のルーツが香川県ということが大きく起因しています。
年越しそばは、うどんです。(正しい風習なのかは不明。)
さすがうどん県たる由縁ですよね。笑
また、お雑煮が他地域とは一線を画します。
香川県のお雑煮としては、“味噌汁の中に餡子餅をいれる”というスタイルです。
小さい時から何の違和感もなく、食べてきましたが、一番おいしいと思っています。
塩キャラメル理論といいますか、甘しょっぱい味で絶妙になります。
日本の中でも特異的なお雑煮ですね。
このお雑煮は、機会があればぜひ一度食べてほしい限りです。
ドイツ人の年末年始
まず特徴として、正月という概念自体が無いように感じています。
妻曰くは、「日本の正月みたいに特別なことは特にしない。」
休日も、1月1日くらいで、1月2日から会社が始まっていることが一般的です。
日本の風習と照らし合わせると、例えば、以下のような感じ。
年賀状:あるわけない。クリスマスカードの方が重要
特別料理:無し、クリスマスで終わっている。
などなど。
基本的には、年末年始に特別なことはしません。
ドイツの場合、キリスト教がベースにあります。
当たり前っちゃ当たり前ですよね。
あるとすれば、大晦日の日付が切り替わる瞬間、カウントダウンくらいです。
大晦日には、紅白歌合戦的なものもありますし、永遠とクラシックを流している番組(日本でいう歌謡曲や演歌の番組と感覚は同じ。)もあります。
日付が切り替わった時に行われるのが、“打上げ花火を打上げる”
カウントダウンと共に火をつけ、日付が変わった瞬間に各家庭や街中では、花火が打ち上げられるのです。
各家庭が一斉にやるので、1時間くらい打上花火の音でめっちゃうるさいです。笑
ケルン大聖堂の中継をやっていましたが、めちゃくちゃ美しかったです。
ライトアップされたケルン大聖堂の周りで、花火が打ち上がるのです。
荘厳の一言に尽きます。
ドイツのスーパーでは冬なのに花火が大量に売っています。
日本人からすると、「普通、夏やろ」と、とても不思議な感覚でした。笑
因みに、ドイツの家庭用は花火は日本のものとは異なり、デカいし、強力なものが多かったです。
1月1日に外を歩くと、打ち上げ花火の残骸が至る所にあります。
逆にドイツの年明けの風物詩ですね。
この写真は、店がどこも空いていないので、森に散歩に行った時です。
妻的日本の年末年始の感想
そんなドイツの年越しが一般的な感覚であるドイツ人妻にとっては初めての日本の年末年始。
ということで、感想を聞いてみました。
妻の感想
・アンコ嫌いには地獄
・寿司とかのごちそうが食べれるのはいいね。
・日本人が初詣にこんな人が来るとは予想外だった。(日本人が宗教に熱心なイメージがない)
・なぜこの時期にマラソンする?(箱根駅伝がよく分からない)
などなど。
まとめると、思っていたよりもシンプルだったとのことでした。
正月だからといって、私がドイツのクリスマス感じたほどの感動はなかったようです。笑
しかし、唯一の良意見として、「家族がこの正月のタイミングで集まるのはいいな」と言ってました。
ドイツでは、クリスマスの方が家族で過ごすのが一般的だそうですので、新鮮だったそうです。
まとめ
ドイツ人の年末年始の考え方と日本の年末年始の考え方は、大きく異なります。
根底にある宗教基盤が違っていることによります。
私的には一番の違いは、家族が集まるタイミングなのかなと思っております。
日本人は正月に家族が集まる。
ドイツ人はクリスマスに家族が集まる。
文化の違いっていうのは考えれば考えるほど面白いですね。
ということで、改めて明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします!
最後までご拝読ありがとうございました。
ほな
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