日本で開催されるドイツのお祭り

日本で開催されるドイツのお祭り

上から目線のやつが大嫌い、どうもBodomchildです。

10月といえば、何を思い浮かべますか?

食欲の秋、読書の秋、運動会、秋祭り、、、

そうですよね、オクトーバーフェスト (Oktoberfest)ですね!

ドイツの祭りの代名詞と言っても過言ではありません。

この時期になると、ドイツの友達FBに民族衣装(ディアンドルレーダーホーゼン)を着て、ビールを持った写真が多数UPされます!

超楽しそうです!

そんなドイツのオクトーバーフェストですが、日本中、様々な地域で開催していますね。

今日は、日本で開催されるドイツのお祭りについてご紹介します。

ドイツのお祭りって?

ドイツの有名なお祭りといえば、以下が有名です。(Bodomchid調べ。)

・ケルンのカーニバル
・ローテンブルクの歴史祭
・フランクフルトの民族祭
・ミュンヘンのオクトーバーフェスト
・クリスマスマーケット

※詳しくは、ドイツ観光局のHPを参照下さい。

ドイツ観光局HP:http://www.germany.travel/jp/index.html

中でも、日本でも馴染み深くなっているのは、

クリスマスマーケットオクトーバーフェスト だと思います。

日本でも開催されていますね。

 

 

クリスマスマーケットって?

ドイツ語では、Weihnachtsmarkt(ヴァイナハツマルクト)と呼ばれる。

クリスマスシーズンにドイツのほぼすべての都市で行われます。

発祥地は、ドレスデンと言われています。

ドレスデンのクリスマスマーケットは、ドイツで一番有名です。

また、ドレスデンは妻曰くは、「ドイツで一番綺麗な街並み」とのことで、いつか行ってみたいと思っています。

クリスマスマーケットの主な形態というか、様式としては、広場の中心にクリスマスタワーと呼ばれる大きな仮設の塔が置かれ、その周囲に日本の出店のように、広場や通りにビールやグリューワインの屋台や出店や、中には台所用品など実用品も売る出店もあります。

出店は日本のそれよりもずっと大きく、木造の家屋のような作りになっていて、すべてが華やかなライトアップで飾られており、とてもオシャレです。

規模によっては、メリーゴーランドや観覧車なども設置されます。

妻の地元のクリスマスマーケットはこんな感じ。

 

 

開催期間は、11月25日頃から12月23日くらいまで。

観光地では冬の間ずっと出店が出ている所もあるらしいです。

地域によって、特色があるみたいですね。

ちなみに私は妻の地元のクリスマスマーケットにしか参加したことはありませんが、

最高でした!

 

 

オクトーバーフェストって?

単純にいうと、「ビールの祭り」です。

ドイツ語で、1語で”Oktoberfest=10月祭り”を意味します。

英語では、”Octorber festival”になるんですかね? 英語圏でもドイツ語の”Oktoberfest”として表記されているみたいです。

そのまんまですね。

基本的にドイツの主要都市では開催されていますが、

最大規模を誇るのは、ミュンヘンのオクトーバーフェストです。

バイエルン州の州都ミュンヘンで開催される世界最大規模の祭りです。

ミュンヘン市内中心部のテレージエンヴィーゼと呼ばれる広大な場所で9月半ばから10月上旬に開催され、毎年約600万人の人が会場を訪れます。

《発祥》

元々は、1810年10月に行われた、バイエルン王国の王太子ルートヴィヒとテレーゼ・フォン・ザクセン=ヒルトブルクハウゼンの結婚パーティーが発祥と言われているそうです。

なので、実はものすごく伝統のある祭りなんです。

つまり、10月っていうのは、ここからきているんですね。

 

内容は、

ミュンヘン市長がビール樽を開けて「O’zapft is!(樽が開いたぞ!)」と叫んだらオクトーバーフェストの始まりです。

ひたすら飲み続けます。

パレードや遊園地、日本時にも馴染みのある、乾杯の歌「Ein Prosit」を大合唱したりetc。

この祭りの中心は、仮説レストランとなるテント。

6大ブルワリーと呼ばれるブルワリー(ビール醸造会社)が巨大テントを形成し、周りに小規模テントが形成され、約東京ドーム9個分くらいの巨大なテントを形成します。

ビールも特徴があって、基本的には6大ブルワリーのビールがメインとなり、地元ミュンヘンのブルワリーしかテントを出せないようです。

《6大ブルワリー》

■Augustiner(アウグスティナー)
1328年に修道院でビール造りを始まり、ミュンヘンで最も古いブルワリー。ドイツ国内において、最も有名です。

■Löwenbräu(レーベンブロイ)
1383年創立。ミュンヘンのシンボルである「獅子」の称号を持つブルワリーです。日本ではアサヒビール株式会社によって国内ライセンス生産されており、日本のスーパーでも見かけますよね。

■Spaten-Franziskaner(シュパーテン・フランツィスカーナー)
1397年創立。日本でも最もよく飲まれているビール「ラガービール」を発明したブルワリーとして有名です。

■Hacker-Pschorr(ハッカープショール)
1417年創立。ハッカーさんとプショールさんが結婚したのち大きくなったブルワリーのためこの名前になったそうです。

■Hofbräu(ホフブロイ)
1589年創立。バイエルンの貴族・ヴィルヘルム5世によって始められた由緒正しいブルワリーです。

■Paulaner(パウラーナー)
1634年創立。小麦を使った白いヴァイツェンビアーが有名なブルワリーです。

 

参考:オクトーバーフェストで消費されるビールの量

2016年の記録ですが、

約590万人の来場者によって、約770万リットルものビールが消費されました。

凄まじいの一言に尽きますね!

 

 

日本で開催されるクリスマスマーケット一覧

正直、改めて調べていて驚きましたが、イルミネーションだけじゃ無かったんですね。

ざっと以下にまとめてみました。

・横浜赤レンガ倉庫のクリスマスマーケット

・六本木ヒルズクリスマスマーケット

・日比谷公園のクリスマスマーケット

・さいたま新都心けやきひろばのマーケット

・恵比寿ガーデンプレイスのクリスマスマーケット

・東京スカイツリーのクリスマスマーケット

・札幌クリスマスマーケット

・大坂クリスマスマーケット

・名古屋クリスマスマーケット

・福岡クリスマスマーケット

「イルミネーションを見に行く」感覚と同じなんでしょうかね。

日本全国に拡散しようとしている最中っぽいですね。

 

 

日本で開催されるオクトーバーフェスト一覧

すでに日本各地色んな地域で開催されています。

今回改めて調べてみて若干ヒキました。笑

ざっと以下にまとめてみました。(面倒なんで、都市名です。笑)

・お台場
・日比谷
・横浜
・川崎
・さいたま
・札幌
・仙台
・名古屋
・奈良
・大阪
・兵庫
・京都
・福岡

基本的に、1年中あらゆるところで開催されています。

主要都市と呼ばれる都市では間違いなく開催されています。

10月以外でも余裕で開催されています。笑

《日本のオクトーバーフェストの成立》

古くは、神戸のドイツ学院インターナショナル横浜の東京/横浜独逸学院で開催していたのが、横浜のオクトーバーフェストを皮切りに全国に広がっていったという感じだそうです。

日本のオクトーバーフェストは、オフィシャルサイトがあるので、参照して下さい。

オクトーバーフェスト日本オフィシャルサイトHP:https://www.oktober-fest.jp/

ちなみに、ドイツ大使館が協賛に入っているところが、正規だと思われますが、ドイツ大使館のイベントカレンダーを覗くと、

ドイツ学院インターナショナルのオクトーバーフェストの告知しかありませんでした。

※在日ドイツ大使館URL:https://japan.diplo.de/ja-ja/aktuelles/-/1495478

 

それにしても、

他国の祭りを模したもので、ここまで圧倒的な開催規模の祭りってないんじゃないでしょうか?

正直、ヒキました。笑

 

駐日ドイツ大使館主催:ドイツフェスティバル

日本でドイツの催しものといえば、やはり、ドイツ大使館が主催のものでないドイツの祭りとは言えないんじゃない?ということですが、

ドイツ大使館はオクトーバーフェストとは言っていないものの、“ドイツフェスティバル”を開催しています。

もとは、2011年の日独交流150周年の記念プロジェクトとして始まったのが発端だそうです。

時期:11月初旬の木曜日~日曜日
場所:都立青山公園南地区

内容は、基本的に日本各地で開催されているオクトーバーフェストとほぼ同じ印象ですが、

常に騒がしい感じではなく、非常にまったりとしています。

ビールやソーセージの出店が出ていたり、ステージでは、プロのミュージシャンの演奏やダンスetc

日独交流の催しが多いのが特徴です。

 

ドイツフェスティバル:おすすめ催し

・ビールジョッキリフトアップ我慢大会

2リットルジョッキ(3リットルジョッキでは無かったはず)に並々の水を注ぎ、片手でまっすぐ水平に構え、最後まで水をこぼさずに持っていた人が勝利の大会です。

勝者には、2リットルジョッキに並々盛られたビールとジョッキがプレゼントされます。

私も参加したことがありますが、全く歯が立ちませんでした。。笑

いつか優勝したいもんですね。

 

 

日本で行われるドイツお祭りについて、妻が思うこと。

妻「オクトーバーフェストじゃない。時期もビールもジョッキも違う。それにドイツ人がいない。」

ドイツ人がオクトーバーフェストだと思って、行くとガッカリするようです。。

妻、ストレートすぎる!笑

確かに、ドイツ人がほとんど皆無という状況で、10月でもない時期に「オクトーバーフェスト」となっていることが異様なんでしょうか。

ドイツ人がやるから、民族衣装でやるから、オクトーバーフェストなのであって、日本人がやるとそれはただの別物にしか見えないということでしょうか。

雰囲気って大事です。

カリフォルニアロールで外国人を馬鹿にしている日本人はこれと同じ感覚と同じだと思われます。

特にこの祭りの意味をはき違えるあたり、日本ぽいっちゃ日本ぽいですよね。

 

 

まとめ

いかがでしょうか?

日本各地で開催されているドイツのお祭りっていうのは、想像以上に多いです。

ただ、中身は良くも悪くも日本人化されているものばかり。

祭りってそんな頻繁にやるもんですっけ?秋祭りでドイツのビールの出店があったくらいでいいんじゃない?と妻の意見やらを受けて色々感じました。

それにしても、本場のやつに絶対に行きたいと改めて思いました。

最後までご拝読ありがとうございました。

ほな