プロレスラー蝶野正洋に見る、日本人男の国際結婚
いつ間にか11月になって居るが口癖、どうもBodomchildです。
前回の「マッサン」に引き続き、現代の日本人男の国際結婚を見て行きたいと思います。
今日は日本人男性と外国人女性のカップルで、「マッサン」と似ていると言われる有名人の方を紹介します。
しかも、日本人男性とドイツ人女性のカップルです!
黒のカリスマ蝶野正洋
元新日本プロレスに所属していたプロレスラーです。
蝶野正洋さんは1963年生まれの御歳、55歳です。実は出生はアメリカのシアトルです。
今現在は、フリーランスで、2017年からプロレスは休業宣言されています。
その昔、橋本真也と武藤敬司と「闘魂三銃士」を結成したり、正統派として売り出されていましたが、ヒール(悪役)に傾倒していき、とても人気を博しました。
「黒のカリスマ」と称され有名になりました。
私は専ら、NINTENDO64のバーチャルプロレス64で喧嘩キックの人として認識しています。笑
最近ですと、日本テレビの大晦日の特番「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで‼︎」の“笑ってはいけないシリーズ”にて、月亭方正を思っくそビンタする人として超有名になりました。
あれを見ないことには年を越せないですよね。
また一方で、東日本大震災の被災地を巡る中、茨城県東茨城郡大洗町のイベントが元で、同町を舞台としたアニメ『ガールズ&パンツァー』を知り、その縁で『劇場版』応援大使や、さらに同作品の応援大使から転じて大洗大使にも就任し、活動しており、ギャップありまくりです。
そんな蝶野さんですが、ドイツ人女性と国際結婚をしています。
マルティーナさんというドイツ人女性です。
妻 マルティーナさん
ドイツ人の女性です。
蝶野さんがドイツのブレーメンに武者修行で訪れていた際にホームパーティで出会ったとのことですので、ブレーメンの出身でしょうか。
デザイナーとしてご活躍されていて、蝶野さんのプロレスの衣装はマルティーナさんのデザインでした。
マルティーナさんは「アジア人だから」とかという差別意識のない女性で、蝶野さんがドイツ滞在中に何回かデートに誘って愛を育み、そして、ドイツでの武者修行を終え、アメリカへ移動する際にマルティーナさんが追いかけました。
アメリカ挑戦中に「結婚するのかしないのか、決めないならドイツへ帰る」とマルティーナさんから言われ、蝶野さんからプロポーズし結婚に至ったとのこと。
基本的に、妻のマルティーナさんの尻に敷かれているようです。
あの黒のカリスマを尻に敷くとは。。笑
蝶野さんの出会い面白エピソード
蝶野さんが当時英語が未熟で会話が続かなかったそうで、クラブに行った時も、マルティーナさんは踊ってて、蝶野さんは隅で静かにしていた。
そしたらマルティーナさんから「Are you boring with me?(退屈?)」って何度も聞かれるから、蝶野さんは「彼女はよっぽどボウリングが好きなんだな」と思って、「アイラブボウリング。マイアベレージ160」とか答えてた。
蝶野さんのお茶目な一面です。
これらの蝶野さんの人間性がマルティーナさんを射止めたのでしょう。
この一文から、国際交流で大事なことがあると思っています。
それは、“会話にて分からないからと黙るよりは、間違ってもいいから口に出してみる”ということです。
日本人において、これが中々できない方が多いように思います。
「マッサン」と似ているその人生
2014年11月にほ放送された、NHKの「スタジオパークからこんにちは」に蝶野正洋&マルティーナ夫妻が出演し、衝撃の事実が発覚しました。
なんと、
竹鶴政孝こと、「マッサン」とその妻リタの夫婦と人生が似ているのです!
《マッサンの人生》
①竹鶴政孝(たけつるまさたか)→呼び名が、マッサン
②ウイスキーを勉強するため、24歳の年にスコットランドへ留学
③ホームパーティーで妻になるリタと出会う。
④26歳の時に留学を終え、会社に内緒でリタを連れて帰国
⑤2人の結婚に対して、母親から大反対にあう
⑥株主の反対にあいながら、ウイスキー造りに挑戦→リタの助けでウイスキー界に名を残す
⑦2014年 NHKで「マッサン」放送開始
《蝶野正洋の人生》
①蝶野正洋(ちょうのまさひろ)→マッサンと呼べる
②プロレスを勉強するため、24歳の年にドイツへ武者修行
③ホームパーティーで妻になるマルティーナと出会う。
④26歳の時に武者修行を終え、会社に内緒でマルティーナを連れて帰国
⑤2人の結婚に対して、母親から大反対にあう
⑥会社の反対にあいながら、ヒール(悪役)に挑戦→マルティーナの助けで「黒のカリスマ」としてプロレス界に君臨
⑦2014年 NHKで「Let’s天才テレビくん」放送開始 ※蝶野さんはMC
驚異のシンクロ率です。
実は、「マッサン」のドラマは蝶野正洋をモデルにしたけど、近代の話ではなくしようとして、ウイスキーの話に持って行ったのでは!?と疑いたくなるほどです。
本当にすごいですよね。
多くの日本人男と外国人女性のお手本のような家族
蝶野さん夫妻は、結婚生活25年。
お二人のお子さんがいます。
露出はほとんどないですが、子育て雑誌に載るほどですので円満な家庭だろうということがみてとれます。
お子さんはハーフですので、将来、身体的に素晴らしいものを持った人間になるんではないんでしょうか?
実際の結婚生活は、結婚20年目まで月一で離婚危機になる程、喧嘩が絶えなかったようです。
国際結婚だからというよりは、どこの家庭にもあり得る話かなと思いますね。
結婚生活で、蝶野さんが気をつけていたこととして気をつけていたことがあります。
それは、「日本語を使わない」
これは、ドイツ人妻が日本に来ているし、インターナショナルカップルはどちらかの母校語というよりは英語を使う場合が多いし、日本語だと不公平だという考えからだそうです。
蝶野さん自体、英語がそれほど得意では無かったとのことですので努力があってこその結婚生活だと思います。
これも割と国際結婚カップルあるあるなのかなと思います。
多くのカップルの場合、住んでいる土地の言語を使うカップル、共通語の英語を使うカップルという別れると思います。
国際結婚は相手のことを思いやらないと成り立たないことが伺えますね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
蝶野選手は、悪役レスラーとして有名になりましたが、その根底にはドイツ人妻の存在があります。
そして、とても素敵な家庭を築いてらっしゃいいますね。
プロレス好きの私としては、その風貌からは一切想像できませんでした。
そして、偶然なのか、運命なのか、「マッサン」とシンクロする人生も素晴らしいです。
私にとっては、日本人男性とドイツ人女性の国際結婚カップルとして、大先輩になります。
目標であり、尊敬の的でございます。
最後までご拝読ありがとうございました。
-
前の記事
「マッサン」に見る、日本人男の国際結婚 2018.11.22
-
次の記事
新渡戸稲造にみる、日本人男の国際結婚 2018.11.28