ドイツでの海外体験記〜アーヘン編〜

ドイツでの海外体験記〜アーヘン編〜

体作りでプロテインを使い始めた、どうもBodomchildです。

今回は、ドイツです!

このブログの根幹であるドイツなのですが、遠回り過ぎました。笑

という訳で満を持して、ドイツでの海外体験記をつづります!

都市としては、いろいろあるので、複数回に分けたいと思います。

まずは、私の妻の地元である、”アーヘン”からです!

それでは行ってみましょう!





 

 

ドイツって?

何回か、別記事でも触れていますが、

国名:ドイツ連邦共和国
国土:35.7万?
人口:約8,300万人
言語:ドイツ語
首都:ベルリン
通貨:EURO
主産業:自動車をはじめとする製造業
GDP:世界第4位(EU圏では1位)

ざっとこんな感じ。

国単位でみると、非常に日本と似通った国と言えます。

なので、日本と似ていると形容されがちです。

まぁ、歴史の関わり合いからして、産業なんかは”日本がパクった”というのが正しいです。

ドイツは、13州から成り立ちます。

首都は、ベルリンです。

第二次世界大戦で敗戦した経緯もあり、長らく東西ドイツに分断されていました。

一般的に、”資本主義の西ドイツ、共産主義の東ドイツ”という位置づけで、特に東ドイツの人間は貧困化していました。

妻に聞いたゲルマンジョークとして、こんなのがあります。

「東ドイツの人間はバナナを食べたことがない。」

これは、東ドイツでは大変な貴重品であり、贅沢品の代表だった事からきています。西ドイツでは普通に流通していました。

東西ドイツの貧富差というのは、未だに尾を引いているとも言われています。

そんな東西ドイツですが、1989年に「ベルリンの壁崩壊事件」が起こり、1990年に再統一されました。

なので、再統一されてからを考えると、”ドイツ連王共和国”としては新しい国と言えます。

そんな歴史を持つ国でございます。

 

 

アーヘンという街

そんなドイツにおける、有名な都市といえば?と日本人に聞くと、

多くの場合、「ミュンヘン、ベルリン、フランクフルト、デュッセルドルフ」と答えが返ってきがちです。

アーヘンが外国人(特にアジア圏)の口から出てくることはまずないと言えるでしょう。

そのくらい知名度は低いです。

ですが、魅力にあふれる街です。

というか、私はドイツで一番好きな街です。

アーヘンは、ノルトラインヴァストファーレン州(州都は、デュッセルドルフ)に位置する、ドイツ最西端に位置します。

大都市、ケルンまで電車で30分ほどでアクセスできます。

また、オランダとベルギーの国境沿いということもあり、電車やバスで気軽にオランダやベルギーへ行くことができます。

アーヘンの魅力は、

・ドイツの世界遺産第一号、アーヘン大聖堂がある。

・オランダとベルギーの3国境界点がある

・アーヘン名物、温泉

・世界に名をとどろかせるアーヘン工科大学

などなど。(後述しています。)

古くは、ローマ帝国時代に温泉保養地として栄えた歴史を持っており、非常に趣ある街です。

また、ドイツの中でもトップレベルの大学である、アーヘン工科大学があります。

実は、研究者や学者、医者の方々にはなじみ深い街でもあるようです。

学生が多いので、レストランやお店も街の規模のわりに非常に充実しています。

写真はクリスマスムードのアーヘン市庁舎、街並みです。

 

人種の特徴

ドイツ人の代表格である、所謂、ゲルマン民族が大半です。

あとはトルコ系の移民が多い印象。

ただ、ドイツ国内では近年の移民問題の影響により、ベルリン、フランクフルトなどでみられるような「移民の方が多いんじゃない?」というような印象はありませんでした。

アーヘンが田舎に属するからでしょうか?

年齢層的には、比較的若者が多い街です。

アーヘン工科大学があることもあり、学生がとにかく多いです。

日系人見かけたら、おそらく大学関連といえるくらいだと思われます。



治安

カーニバルや、クリスマスマーケット、大晦日等のお祭り時期に夜に外を出歩かなければ何の問題もありません。

ただアーヘンの人々は、2016年大晦日に近郊の大都市ケルンで起こった「ケルン集団婦女暴行事件」を酷く悲しんでおり、特にイスラム系の移民に関しては警戒しているようです。

昨今のドイツ国内も難民問題に関しては非常にセンシティブとなっています。

知人の実体験談でいうと、妻の友達が、クリスマスマーケットでカバンをナイフで切り裂かれて財布を盗まれることがあったそうです。

しかも、こういうことが度々起こるみたいです。

海外あるあるですが、地元の人が「行くな」というところには行かないことです。

また、ヨーロッパ圏では、アジア人のことをよく思っていない人は少なからずいますので用心するに越したことはありません。


 

 

アーヘンのオススメ

歴史の趣あふれる街、アーヘンのオススメを紹介します。

小さな町ですが実に魅力にあふれています。

・ドイツの世界遺産第一号、アーヘン大聖堂

意外にもドイツの世界遺産の第一号はこのアーヘンにあります。

それは、アーヘン大聖堂です。

私の故郷の隣街が姫路で、日本の世界遺産第一号の姫路城があるので、運命的な親近感がわきました。

このアーヘン大聖堂は、その昔、カール大帝が建築し、約1000年以上の歴史があります。

カール大帝もこのアーヘン大聖堂に埋葬されております。

936年から約600年間、神聖ローマ帝国の皇帝の載冠式が執り行われた場所でもあります。

よくこの地域だと、ケルンにある世界遺産、“ケルン大聖堂”に目が行きがちですが、アーヘン大聖堂も魅力満載です。

特に内部は、ケルン大聖堂よりもアーヘン大聖堂の方が素晴らしいと感じました。(私的に)

因みに内部を撮影するときは、お布施名目で1ユーロ払ってから撮影許可をもらってください。

クリスマスマーケット時期には、このアーヘン大聖堂の周囲で行われます。

 

・悪魔関連の伝説の数々

アーヘン大聖堂建築にまつわるもので、興味深い伝説があります。

《悪魔の指》※詳しい題名は忘れました。笑 確か、”アーヘン伝説”だったと思われ
“大聖堂建築の際に、資金難に困った街の人は、「大聖堂に最初に入った者の魂と引き換えに、悪魔に建設資金を出してもらう」という取引をしました。
しかし、大聖堂完成後、人々は命を惜しみ、人間ではなく狼に服を着せて最初に入れました。取った魂が人間ではなかったことに怒った悪魔は、怒りのあまり大聖堂の扉を強く閉め、その時に指を挟み悪魔の指がちぎれてしまいました。
その為、正面の右の扉にヒビが入り、取っ手には悪魔の指が残った。”

アーヘン大聖堂の項で扉の写真がありますが、扉にヒビが確かにあり、取っ手には指がありました。

また、大聖堂の入り口には、心臓を抜かれた狼像があります。

 

また、アーヘン市内を散策すると、こんなのもありました。

《悪魔と農夫》
“サタンが「アーヘンの場所はどこだ?」とおばあちゃんに聞いたら、おばあちゃんが全然別の場所を教えて、サタンを騙した”

この悪魔のズッコケ具合。

というか、アーヘンの人々は悪魔を騙しまくりですね。笑

そういえば、アーヘンは街中に色々オブジェがあり楽しめます。

 

・アーヘン銘菓、「アーヘナープリンテン」

スパイスを使ったお菓子の総称です。

アーヘンの街中には多くのプリンテンのお店があります。

固いパンのような触感で、サクッとした触感ではなく、どちらかというと、シットリ感があるモノです。

固いのは固いんですが、形容し辛いです。

生姜せんべいのような風味があります。

チョコレートでコーティングされているものもあります。

※良い写真が無かったので、wikiの写真を拝借しました。

レープクーヘンの基になっているそうです。

是非一度、ご賞味あれ!

プリンテンのお酒、プリンテンリカールというのもあります。

酒はあまり詳しくありませんが、不味くは無かったです。笑



 

・ドイツ/ベルギー/オランダ 3国境界点

文字通り、ドイツ、ベルギー、オランダの3国境界点があります。

ドイツ語で書くと、Dreilaendereck Belgien /Deutschland /Niederland

このスポット周辺の看板は、オランダ語が多いのでオランダ的な感じがしました。

観光地となっており、展望台や迷路といったアクティビティーもあります。

家族連れやバスツアー客が多かったです。

なんといっても、一瞬で3国を跨がれるという感覚が新鮮でした。

日本人からすると、絶対あり得ないシチュエーションですからね。

アーヘンからアクセスするには、

・アーヘン中央駅から出ているバスで、オランダのファールスまで行く。(30分)
・そこから徒歩で山をのぼる(40分)

山を登るバスがあるそうですが、歩いた方がオススメです!

より詳細な情報は、旧ブログ”大晦日”を参照ください。

 

・アーヘン温泉、カルロステルメン

アーヘンは温泉地です。

アーヘンの名称の由来は、ラテン語のアクアからきており、アーヘンのラテン語名は「アクエニ・グランニ」で、アクアは水、グランニは鉱泉を意味します。

つまり、温泉です。

アーヘン中央駅から、バスで20分ほどのところに温泉施設「カルロス・テルメン」があります。

日本人の想像する温泉とは違って、温度は低いです。てか、ぬるいです。

イメージは温水プールの温度低い版です。

水着着用で入浴します。

水着は忘れても、売店で売っています。(男女ともヨーロッパサイズなので注意です。)

※Webサイトから拝借しました。因みに館内は撮影禁止です。

注意なのは、サウナだけは素っ裸でないと入れません。男女ともに。

タオルすら許されません。

「金髪ねーちゃんとサウナ入れるやん!」と思うかもしれませんが、若い人はサウナをつかっていないのであしからず。

それに下心目的丸出しだと、屈強なドイツ人につまみ出されるそうです。

売店もあり、入浴の合間に食事をとることもできます。

入浴方法に関しましては、過去ブログ”カルロス・テルメン”を参照下さい。

 

・アーヘン工科大学

アーヘンにある研究レベルの非常に高い大学です。

ドイツ国内でいうと、4番手の大学だそうです。

日本でいうと、京都大学に匹敵するレベルです。

アーヘン工科大学を卒業した人間は就職で引く手数多とも言われているそうです。

日本の提携大学も慶応大学をはじめとして、様々な大学から留学生を受け入れています。

私が所属していた大学の研究室でも後輩が短期で留学していました。(慶応ではない。)

てか、現地の人が言ってたけど、慶応からの留学生が多いようなことを言っていました。

建築系が特に活発だそうですね。

なので、大学近くには日本人の姿を見ることが稀にあります。

キャンパスはとても広大で、どれが大学の建物なのか分からなくてレベルでした。

医学部だけアーヘンの郊外に位置しています。

 

・アーヘン大学病院

アーヘン工科大学は、工科大学にもかかわらず、医学部があります。

医学部も言わずもがな、優秀な大学です。

特筆すべきは、EUで最も大きい一等建築の病院であることです。

外観が化学プラントのような感じです。

建築に興味がある方は訪れるべきと思います。

他ではめったに見られない感じです。

 

・馬術ワールドカップ

アーヘンといえば、馬も有名です。

馬術の世界大会である、CHIO世界馬上競技大会が開催されます。

オリンピックの前哨戦に位置づけられるほどの重要な大会です。

毎年7月になると、大会期間中の10日間で約36万人が訪れるんです。

日本人からすると、ピンとこないかもしれませんが、ヨーロッパでは馬術競技はポピュラーなんです。

2017年の東京ゲームショーが4日間で約25万人の動員数なので、推して知るべし。

なので、アーヘンは小さい街ですが、ホテルも充実しています。

森を歩いていると、馬が普通に歩いていました。驚

 

・その他

「アレマニア・アーヘン」

アーヘンは、サッカーチームを持っているんです。

その名も”アレマニア・アーヘン” ものすごく立派なスタジアムを持っています。

このアレマニアアーヘンは、日本人が良く耳にするブンデスリーガの一部(香川選手が所属するドルトムントとか、長谷部選手が所属するフランクフルトなど)ではなく、4部リーグに所属しております。

「クソほど弱い、本当にクソ」と妻のおばあちゃんが言うくらいのチームです。笑

このスタジアムもアーヘン市民の税金が投入されているのでアーヘン市民からはクソ呼ばわりされているみたいです。笑

昔はブンデスリーガの一部に位置したくらい強かったようです。

因みに、日本人として鈴木諒選手が所属しているようです。

凄く立派なスタジアムでした。

 

「スケート場」

スケート場もあります。

小さな町なのにバラエティーに富んでますよね。

冬場の暇つぶしにはぜひおすすめです。


 

エピソード集

《日曜日はオランダへ行け》

別記事でも紹介しましたが、ドイツは日曜日になると、お店が閉まります。

また、年末年始や祝日も同様です。

なので、大抵のドイツ人は買いだめをします。

しかし、アーヘンの人は裏技を使います。

隣国へ買い物へ出かけるんです。

オランダはドイツとは違い、日曜日でも祝日でも年末年始でもお店は営業しています。

オランダとベルギーと接しているアーヘンならではですね。

 

《日本人よりも中国人》

ドイツへ行った時に唯一、日本人であることをディスられた経験談です。

タクシーに乗った時に、

内装が日本のタクシーとは色々違っていたので、妻に「このメーターは何?」とか聞いていると、

ドライバーが、「日本人か?日本人は細かい奴が多いから嫌いだわ。その点、中国人は良いな、金払いもいいしな!」と妻に言ってきました。

妻が「夫は日本人だから、侮辱するな」と言ってくれましたが、ドライバーは平謝り。

俺は何の会話が繰り広げられているのか理解できなかった。笑

まぁ、ドイツのタクシードライバーって、移民の仕事になっているので、このドライバーもトルコ系の移民だったということもあり、色々フラストレーションがたまっているんでしょうね。

謎だったのが、チップ含めて多めに料金を払ったら、このドライバーはキッチリおつりを返してきた。笑

「お前の方が細かいやんけ!」と言ったら、怪訝な顔されました。笑

今思えば、ジョークのつもりだったのかも知れませんね。笑

 

《電車のアナウンスがフランス語へ切り替わる》

アーヘンからベルギー方面へ電車で行った時です。

アーヘンから出発し、ベルギー内でICEに乗り換えるというルートだったのですが、

ベルギーの駅に着いた途端、アナウンスが「セシボーン」的な感じになっていました。

そう、ベルギーなので、フランス語アナウンスなんです。

ドイツの電車で来たので、いきなり、フランス語に変わったという感覚で異世界に来た感じが満載でした。

日本ではあり得ない体験でした。

因みに駅員には、ドイツ語が通じるので問題なしでした。

 

 

まとめ

ドイツの海外体験記 アーヘン編はいかがだったでしょうか?

アーヘンは小さい街ながらも、世界遺産があったり、2か国と接していたり、世界的有名な大学や研究機関、世界馬術競技大会が開催されたり、温泉施設があったり、

予想以上にスケールの大きい街でした!

そして何より、人の多さ、お店や施設の充実度的に丁度良すぎた!

なので、妻の故郷という点もありますが、最も好きな街となりました。

私のアナザースカイは、間違いなく、アーヘンです。

あとは、アレマニア・アーヘンが強くなってくれることを願うばかりです。笑

最後までご拝読ありがとうございました。

ほな