日独 遺伝の法則

日独 遺伝の法則

気温の急激な変化に肩コリが爆発しそうな、どうもBodomchildです。

国際結婚生活も1年が経過し、ふと将来のことを考えた場合に、子供のことを考えてしまいます。

国際結婚だし、妻は金髪碧眼のドイツ人だし、当然、日本人同士の感覚とは違います。

一番違いは、子供はハーフとして生まれてくるわけです。

現代では、「ミックス」の方が正しい呼び名なんですかね?

別に差別意識もないので、この記事では「ハーフ」としましょう。

ちなみに英語圏だと”A half Japanese” か、”A half German”が正しいそうですからね。

和製英語って法律で撤廃してほしいわ。笑

日本語なら、混血児でええやんけ。

 

話を戻しますね。

ハーフといっても、日本人ぽい外見で生まれる人もいれば、ドイツ人ぽい外見で生まれる人もいます。

そこで、Bodomchildの家庭に子供が生まれた場合、どういた子供が生まれるのか、

生物学的見地(大学の時のメイン専攻は生物化学)からご紹介したいと思います。

すなわち、今回の記事は、“子どもを予測をしてみた!”です。笑


夫婦形質の違い

まず一番重要なのが、夫婦の特徴です。

生物学的特徴のことを「形質」と呼びます。

この「形質」は細かくとれば無限に項目があるので、代表的・分りやすい項目で絞りますと、例えば、以下。

①毛髪の色
②毛髪のクセ
③目の色
④瞼の形

それぞれ見て行くと、

《Bodomchildの場合》
①毛髪の色:黒
②毛髪のクセ:弱いパーマ
③目の色:茶色
④瞼の形:右目二重、左目一重

 

《妻》
①毛髪の色:クラシックブロンド+ブロンドのメッシュ
②毛髪のクセ:パーマ(所謂、ゆるふわ系)
③目の色:青色
④瞼の形:両目二重

うーむ、改めて書いてみると、人種の違いってすごいですよね。

ちなみに妻の髪色は生まれてから一度も、ヘアカラーはしていません。

 

 

【遺伝学基礎知識】

子供の形質を予測するうえで、基本の考え方となるのが、「メンデルの遺伝法則」です。

中学校で誰しもが聞いたことがあると思います。

遺伝形質には、2つの形質が存在します。

・優性形質:高確率で発言する形質
・劣性形質:低確率で発言する形質

まぁ、詳しくは、リンクに飛んで思い出していただいた方が早いですね。

生物の教科書で見かけたことがあるかと思います。

超簡単言うと、子は親の形質を受け継いでいくということです。

 

 

遺伝雑学

通常、性別を決めると因子として、男性は[X・Y染色体]をもっていて、女性は[X・X染色体]をもっています。

子供は、両親から一つずつ染色体を引継ぎます。

パターン①:父 [Y染色体] + 母 [X染色体] ⇒ 子 [X/Y染色体] ⇒男の子
パターン②:父 [X染色体] + 母 [X染色体] ⇒ 子 [X/X染色体] ⇒女の子

性別の違いは、Y染色体を持っているか否かになります。

 

遺伝雑学〜余談〜

Y染色体は外的要因にめっちゃ弱い。

Y染色体は弱いので、人生の中で壊れやすく、X染色体が優勢になりがちということです。

私の場合、有機化学の研究をしていたので、女の子が生まれる確率が高いようです。

“化学者あるある”なのですが、実験で使う有機溶剤等でY染色体が傷つくらしいですね。(七不思議です。笑)

例えば、化学の教授の子供は高確率で娘なんです。

自然界にいても、ある生物(哺乳類)では、オスが消え去った(つまり、Y染色体を持たない)種もいるらしいです。

メス同士で繁殖が可能になるように進化したそうな。

将来的に、人間も女性だけになるかもしれませんね。

つまり、実は男の子が生まれる確立というのは、女の子よりも低く、男の子は繊細ということです。笑

ちなみに離れ離れになっている私の子供も娘です。

また、細かい遺伝の特徴でよく聞くのが、

“祖父母の特徴を受け継ぎやすい”という性質です。

所謂、隔世遺伝です。

1世代以上飛び越えて、発現(実際に出てくる特徴)しやすいという特徴を持っています。

「ウチの家族、全員二重なのに、私だけ一重だ。」

と言う状況は、大抵は隔世遺伝のパターンだったりします。

以上のような要因を考慮して考察していくこととします。

 

私たち夫婦の染色体考察

まず私たち夫婦の染色体の由来です。
※あくまで机上考察。

[Bodomchild]

祖母まで遡っても、過去に日本人以外との接点はありませんでした。
つまり、

父 [X日本・Y日本染色体] + 母 [X日本・X日本] ⇒ Bodomchild [X日本・Y日本染色体]

まぁ、早い話が純粋な日本人です。

 

[妻]

妻の母方の祖父が、イラン人です。

よって、妻はイランとドイツのクォーターということになる様です。

妻は完全にドイツ人の風貌(金髪、碧眼)なので、言われるまで気づきませんでした。笑

確かに、義母はイラン人の特徴を有しており、毛髪は黒く、目は茶色です。

一般的には、白人の形質である、金髪・碧眼は、劣勢形質になります。
アジア人の形質の方が遺伝的に優性形質とされています。

なので、クォーターであっても白人の形質が発現するということは、遺伝学的にはレアケースになります。
さらに、妻には兄がいるのですが、兄も完全なドイツ人の風貌(金髪、碧眼)です。

以上から、妻が保有しているドイツ人遺伝子は比較的強いと思われます。

つまり、

義父 [Xドイツ・Yドイツ染色体] + 義母 [Xドイツ・Xイラン染色体] ⇒ 妻 [Xドイツ・Xドイツ染色体]

妻の遺伝割合:3/4ドイツ、1/4イラン(気持ち的には、3.5/4ドイツ、0.5/4イランかな)

ということが考察されます。

 

よって、単純に考えると、

Bodomchild [X日本・Y日本染色体] + 妻 [Xドイツ・Xドイツ] ⇒ 子 [X日本・Xドイツ染色体]

子の遺伝割合:1/2日本、3.5/8ドイツ、0.5/8イラン

これだけ見ると、やや日本人が濃く出てくることになりますね。

 

 

子供の形質考察

考察は、以下の形質について行います。

《性別》、《毛髪の色》、《毛髪のクセ》、《目の色》、《瞼の形》、《身長》

 

《性別》

予測:女の子

まず間違いないと思われます。
上述している通りです。

 

《毛髪の色》

予測:茶髪 ※子供の時には金髪の可能性あり

ごく一般的なアジア人xヨーロッパ人ハーフの特徴になりえると思われます。
ただ特筆すべきなのは、妻のXドイツ染色体です。
妻のドイツ人遺伝子が強いので金髪の可能性があると考えられます。

これが、義母由来なのか、義父由来なのかで金髪が発現するかどうかが別れると思います。
発現したとしても、おそらくは幼少時限定ですがね。

パターン① 義母由来の場合:金髪は発現しない。
パターン② 義父由来の場合:金髪は発現する。

でしょうか。

 

《毛髪のクセ》

予測:パーマ

私よりは強いパーマで生まれると思われます。
ただ、妻のパーマは完全に義母由来ですので、パーマの強さも義母由来なのか、義父由来なのかで発現の仕方が別れると思います。

パターン① 義母由来の場合:妻のようなパーマ
パターン② 義父由来の場合:クセっ毛程度

でしょうかね。

 

《目の色》

予測:60%で茶色系、25%緑、15%青 ※%は確率

白人とアジア人のハーフの場合、高確率で茶色です。

例えば、絵の具の青と茶色を混ぜたら、茶色になりますよね?という話です。

遺伝子的には、人類における青目は劣性遺伝子であり、発現しにくいんです。

あとは統計学上、青目が発言する事は稀中の希だそうですね。

ですが、希望的観測もあります。

別記事で書いた通りで、私の目の色の色素が日本人レベルだと薄い(薄かった)ということと、
妻のドイツ人の遺伝子も強めに出るということと、イランの遺伝子もあることから、中東系~東欧に多い、緑色という可能性も捨てきれません。

一応ネットにある、目の色診断なるもので測定してみると、それっぽい数値になりました。

 

サイトは以下、分かりやすいです。※最近計算バグっていますが。

https://genetics.thetech.org/online-exhibits/what-color-eyes-will-your-children-have

あとは、厳密に言うと、幼少時は青色で、変化して茶色になるかもしれません。

ドイツ人の友達でもよくあるみたいです。

ドイツ人の場合逆パターンで、成長するにつれて、茶色⇒青色に変化する人もいるようです。

日本人ハーフで、タレントのベッキーが、物凄く日本人離れした目の色をしていますが、彼女のような目の色になるのは、もの凄く稀みたいですね。

 

《瞼の形》

予測:両目二重

遺伝学的には、二重瞼は優勢形質一重瞼は劣勢形質です。

そして、私の両親は二重です。

よって、私から見て、子供世代で一重の子供が修験する確率はほぼないに等しいです。

孫世代ならば発現し得るかもしれません。

 

《身長》

予測:170センチ以上は確実

妻は165cmくらいで、Bodomchildは、176cmです。

因みに、Bodomchildは、今年の甲子園で大活躍だった金足農業高校エースの吉田投手と身長/体重は全く同じなんです。笑

体脂肪率は全然ちゃいますがね。笑

義母と義父は共に私より高く、妻が一番濃く遺伝的特徴を受継いでいる義祖母も私より身長が高いです。
私の両親は、共に私より低いですが、共に日本人の平均身長(男は170㎝、女は158㎝)は超えています。

総合すると間違いなく、私と同じくらい大きくなると思います。


 

おまけ考察《見た目の特徴》

上述してきた考察のほかに、パッと見、”日本人”か”ドイツ人”かには、

日本人父/外国人母か、外国人父/日本人妻の組合せも多少影響があるようです。

これに関しては、日本人父/外国人母を持つ、サッカーの酒井高徳選手とその兄弟ハンマー投げの室伏広治選手とその兄弟俳優の城田優とその兄弟を例にとると、

“ドイツ人が強く出る”可能性が高い様に思われます。

また、昔ネットで見た俗説ですが、ライガー理論というものもあります。

“ライガー変異=ライガーのように身体能力が著しく向上する”

だそうです。

ライガーは、父親がライオンで母親がタイガー(虎)という異種交配の生物になります。

逆のパターンでは、タイゴンといいます。

タイゴンは、父親がタイガー(虎)で母親がライオという異種交配生物になります。

ライガーは、雄ライオンの特徴である鬣(たてがみ)を高確率で受け継ぎ、体も親よりも巨大化しやすいそうです。

タイゴンは、ライオンのような斑紋とタイガーの縦縞を受け継ぎ、体は小型化しやすいそうです。

つまり、身体能力で見た場合、ライガー変異すればすごいね!という話であり、

日本人父/外国人母では、その確率が高いんじゃない?という説のようです。

※ちなみに、ライオンとタイガーは別種の生物なので、子供は繁殖機能を持ちません。

 

おまけ考察〜余談〜

そういえば、ドラゴンボールでこんな話がありましたね。

サイヤ人編で、ベジータとナッパが地球に攻めてきた時に孫悟飯の戦闘力の急激な増減に対して、こういうことを言っていました。

ナッパ「サイヤ人と地球人の混血は、戦闘力が飛躍的高くなるみたいだな。ベジータ、俺とお前で地球人との混血を増やせば、宇宙一を目指せるぜ!」

ベジータ「バカめ、混血が増え過ぎて、純粋なサイヤ人が追いやられたらどうするんだ?」

これ、今思ったら、ライガー理論ですよね。笑

サイヤ人の場合、戦闘民族ですので、戦闘力が高いか低いかが絶対なんですね。笑

 

遺伝学から導かれた私たちの子供の特徴

以上の考察を踏まえてまとめると、以下のような特徴になると思われます。

性別:女

身長:175cm

毛髪の色:茶色(小さい頃は金髪)

毛髪のクセ:パーマ

目の色:茶色(小さい頃は青or緑)

瞼の形:両目二重

以上の特徴を有したパッと見、ドイツ人ぽいの子供が生まれる。

 

うーん、リアクション良いとこ取をしてほしいな。笑

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

夫婦のルーツから考察すると、純粋な日本人同士の場合と違っていると思われます。

自分が専攻していた知識をフル動員して考察しましたが、ハーフには様々な可能性があり、興味深いです。

親父としては、少なくとも身長は私を超えてほしいなと願っています。笑

考察は考察にすっぎないので、妄想が膨らむばかりですが、

一番大事なのは、まずは元気な子供が生まれる事ですね!

コウノトリさん、お願いします!

 

最後までご拝読ありがとうございました。

ほな